電気が消えた真っ暗な部屋でサニーとアムールは熟睡していた。サニーが寝返りを打つとアムールと向き合った。
しかしタイミングが悪かったのかアムールはすぐに寝返りを打ってしまった。ほどなくするとまた向き合った。
「これうまいね・・・」
「そうですね・・・」
どんな夢を見てるのかはわからないがなぜか寝言が一致した。そしてまた寝返りを打った。
とにかく眠る二人。寝返りを打つと背中合わせの格好になった。
「こっちは頼みました・・・」
「任せて・・・」
またしてもシンクロする二人。敵と戦っているのか仕事を片付けてるのかとにかくシンクロする二人であった。
やがてサニーは何を思ったのか無意識に食欲を感じた。夜食を食べようかと思ったが、太ることを懸念して思いとどまった。
一方アムールは無性に楽しそうだ。
「この服いいな・・・次はこれ着ようかな・・・」
一人でファッションショー気分を楽しんでいるのかいろんな服を着てるようだった。その一方でサニーは別の夢に変わっていた。
「やられる・・・」
今度は敵と戦って苦戦してるようだ。敵の威力に圧倒されるサニー。果たして勝機はあるのか?
すると敵に勝ったのか満面の笑みを浮かべていた。やがて夢が終わったのか普通の寝顔に戻った。
その頃アムールは相変わらず一人ファッションショー気分を楽しんでいた。すると突然冷や汗をかきだした。
「やめ・・・て・・・ください・・・」
何かをされているのか苦しむアムール。夢の中といえアムールはどうなるのか?
やがて悪夢から解放されたのか汗は止まり、苦しみから解放された。その後は何事もなく眠り続けた。
明け方になり外が明るくなりかけるとアラームが鳴り目覚めた。さて今日はどんな一日が待ってるだろうか?
終わり